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車から降りて、慌てた様子で駆け寄るサングラスの男の人。 「すいませんでした。  怪我はありませんか?」 体を起こして見上げた雪乃は思わず 「かっこいい・・・」 サングラス越しでもわかる端正な顔立ち。 スラッとした長い手足の長身。 ジーンズに、赤いチェックのシャツ。 すごくカジュアルな格好なのに、とても似合っている。 あれ、でもどこかで見た事あるような・・・ 「大丈夫ですか?」 「あ、ハイ・・・」 返事をして立ち上がろうとしたその時。
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