《思いがけない出来事》

1/2

2人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ

《思いがけない出来事》

昼休み、外にいると、「愛澤」と青木さん事、てっちゃんの声。 「なに?」と私。 「今日、来るよな!夕飯、作っておいてよ。3人分。つまみも♪よろしく!」と人の話は、聞かず、配達行っちゃうし… って、余裕ぶっこいてる時間ないって! 料理なんて、自分のしか、作った事ないし、レパートリーなんて、ないし…ど~しょう!3人分って、誰か、来るの?! すぐ、高橋さんに相談。 高橋さんは、ちょっと、驚いていたみたいだけど、すぐ「陽美ちゃん、カレーとか、作った事ある?カレーが、人数気にしなくて、つくれるじゃん!」とアドバイス。 お~、さすが、先輩! 「つまみは~?」 「ちくわに、きゅうり入れたらOK」 なるほどね~♪ 仕事が終わり、すぐ、スーパーへ。 ちょっと、新婚さん気分。でも、ルーで迷った。 中辛?辛口? でも、自分は中辛だから、それにして、速攻、部屋に着き、食事の支度。 何が、どこにあるなんて、知らないし、大変だった。ご飯もOK、カレーも煮込めばOK、つまみもOK。 と、てっちゃん帰宅。 「おっ!カレーじゃん♪」「味の保証はしないよ!」「やっぱ、女が台所にいるって、いいよな~♪」 しみじみ、見るなって! 「ヤッパリ、エプロンの下は、裸でしょう~♪」などなど、少々浮かれ気味のてっちゃん。「風呂入る。誰か来たら、あけて!」とだけ言って、風呂場へ。 10分位、過ぎたでしょうか?「ピンポン~♪」とチャイム 「陽美、出て!」とてっちゃん。 「まじですか?」と言いながらも、最高なスマイルで、ドアを開けた。 ドデカイ、怖そうな、お兄さんがいるでは、ないか?! 「えっ?哲也は?彼女?」「あっ、てっちゃん、今、お風呂で、部屋に上がってください」 イヤ~♪彼女みたい! でも、この兄さん、見たことある。誰だっけ~?と、悩んだが、すぐ解決。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加