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《思いがけない出来事》
昼休み、外にいると、「愛澤」と青木さん事、てっちゃんの声。
「なに?」と私。
「今日、来るよな!夕飯、作っておいてよ。3人分。つまみも♪よろしく!」と人の話は、聞かず、配達行っちゃうし…
って、余裕ぶっこいてる時間ないって!
料理なんて、自分のしか、作った事ないし、レパートリーなんて、ないし…ど~しょう!3人分って、誰か、来るの?!
すぐ、高橋さんに相談。
高橋さんは、ちょっと、驚いていたみたいだけど、すぐ「陽美ちゃん、カレーとか、作った事ある?カレーが、人数気にしなくて、つくれるじゃん!」とアドバイス。
お~、さすが、先輩!
「つまみは~?」
「ちくわに、きゅうり入れたらOK」
なるほどね~♪
仕事が終わり、すぐ、スーパーへ。
ちょっと、新婚さん気分。でも、ルーで迷った。
中辛?辛口?
でも、自分は中辛だから、それにして、速攻、部屋に着き、食事の支度。
何が、どこにあるなんて、知らないし、大変だった。ご飯もOK、カレーも煮込めばOK、つまみもOK。
と、てっちゃん帰宅。
「おっ!カレーじゃん♪」「味の保証はしないよ!」「やっぱ、女が台所にいるって、いいよな~♪」
しみじみ、見るなって!
「ヤッパリ、エプロンの下は、裸でしょう~♪」などなど、少々浮かれ気味のてっちゃん。「風呂入る。誰か来たら、あけて!」とだけ言って、風呂場へ。
10分位、過ぎたでしょうか?「ピンポン~♪」とチャイム
「陽美、出て!」とてっちゃん。
「まじですか?」と言いながらも、最高なスマイルで、ドアを開けた。
ドデカイ、怖そうな、お兄さんがいるでは、ないか?!
「えっ?哲也は?彼女?」「あっ、てっちゃん、今、お風呂で、部屋に上がってください」
イヤ~♪彼女みたい!
でも、この兄さん、見たことある。誰だっけ~?と、悩んだが、すぐ解決。
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