2人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
暮れを迎えた。
事務所では、酒が出たが、外を見ると、配送はまだ、仕事してるし、飲む気にもなれず、さっさと帰ろう！と思い外に出た時、一台のトラックから、クラクションが鳴った。
うるさいなぁ～！！！と思い、振り向くと、青木さんだ！
運転席から、手招き。
「なに、お前、帰る気？」とちょっと、怖い顔の青木さん。
「え～事務所で呑んでも、つまんないし…。皆、忙しそうだし…」と私
突然、円満の笑顔に変わる、青木さん。
？？？
「じゃぁさ～、乗れよ！」え～！！！仕事とは言え、青木さんと、２人でドライブ？！LUCKY！！
と、助手席に乗って、いざ、出発！とニンマリの私に、「はい！」と渡された、配送伝票の束。
「順番店ごとに、なってるから、覚えろ！」と青木さん。
私は思わず、「え～私も、荷物おろすんですか？」
「あったり前だろ～！！！人間は、助け合いが大切なんだよ」と、笑顔。
惚れた弱みというか、弱いんだよね～(笑)この笑顔に…
ビールケースの持ち方など、運転しながら、教えてもらい、イメージトレーニング。ドライブどころでは、無かったけど、青木さんの、一面が見れて、逆に嬉しくって、ハイテイション！
最初のコメントを投稿しよう！