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店に着くと、大抵「おっ!彼女さんかい?」と聞かれたが、「助手ですから」と否定されてしまう。
でも、働かなきゃ!と思い、間違えず、荷降。
「そうそう!上手いじゃん!愛澤、連れてきて正解だったなぁ~(笑)」
「そうですか!ケースモノは、運びますが、ポン酒は、青木さんの仕事ですからね!」と、私は利用されたんだ…と思いきや、降ろしおわると、ごっつい手で、頭を、ポンポンと叩いて、「お疲れさん」と毎回やってもらったら、有頂天になる、単純な私。
店の人からは、「ご苦労様」と言われて、ジュースを頂く。
「愛澤って、不思議だよな。普段は、遅い配送だから、怒られるのに、愛澤がいるだけで、客連中、優しいじゃん!」
「そんな事ないですよ。たまたま、女の人が、配送の助手だから、珍しいんですよ!」
「えっ!女って?どこにいる?」
「あ~(笑)ひど~い。青木さん。ここに、か弱い女が、いるじゃないですか!」「えっ!どこに?力強い助手はいたけどなぁ~(笑)」と、何か、凄い、楽しい時間でした。
ジュースやら、コーヒーやら、ビールまで頂いて、青木さんと、分けようと思ったら、「バイト代。助かったよ。ありがとうなぁ~(笑)」と、言われた。
ますます、私は、メロメロだ~(笑)
「後は、男連中の仕事だから、帰っていいよ!お疲れ!よい年を!」
「青木さんも、配送楽しかったです。ありがとうございました。よいお年を!」と、挨拶をして、自宅に帰り、現実が…年賀状ど~しょう?
考えた、後、少しで、除夜の鐘だ。どうせ、暇だし、皆のポストに、年賀状入れに行ってこよ~!!!
年が明けた。
あ~今年は20歳だ~!!!4日も、逢えないんだ~!寂しい、正月だなぁ~と思ら、学生時代の仲間と飲み明かした。
3日、何通かの、年賀状が、届いた。そこには、なんと、青木さんから、きてあるじゃないですか!
仲間、皆に、朝方、ポストにいれたのに、返ってきたのは、青木さんだけ~!!!
それだけで、十分幸せ(*´∀`*)
可愛い、自作の絵に一言。☆陽美は、律儀な奴だなぁ~!そんなとこ、俺は好きだなぁ~☆
陽美~!!!初めて言われた。ちょ~嬉しい、一筆なんですけど!!!
好き???何、何???
そっこう、高橋さんに、連絡。
でも、留守だった…
もう!、早く、会社にならないかなぁ~!!!
学生時代の仲間に報告だ~!!
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