ある日のある掲示板のこと

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座っている椅子を回転させてテレビからパソコンの画面の方を見る ディスプレイに映し出されているのは秒単位で更新される掲示板 内容は全てその番組の感想 面白かった ○○さんマジぱねぇ 次回に期待 安定の面白さ ほとんど内容は同じ 「よくもまあこんなに書かれるものだ」 そんなことを呟きながら掲示板を観察 すると一つの知った名前が出てきた この人とのネット間交流は深く、この人が大好きだと言っていたのが、俺がこの番組を見る最大のきっかけとなっていたりする もっとも この人が書いた内容も既に掲示板に書かれた内容と大差ない だが 俺は、尻を鞭で叩かれた競走馬の如くキーボードを打つ 内容は在り来りな共感を表すものを並べた すると数秒の後、他の人の投稿に埋もれる様にして返信が帰ってくる ホント××たん最高だよ!しかも声優も△△さんだし! 適当にまた共感の言葉を打ち込む
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