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―それからしばらく幸人と、連絡を取り合ってない
元々『自分』に自信のないあたしは、余計自分に自信をなくしていた―
そんなあたしを見かねたのは女友達の『ゆま姉』だった―
彼女は2歳年上で、あたしのことを『妹』と言って可愛がってくれた―
一人っ子のあたしは、ゆま姉を本当の『姉』のように思い、慕っている―
―幸人にフラれた3日後
あたしは、ゆま姉と会う為に電車に乗っていた―
電車に揺られながら見る景色―
何も変わらないのに―
すべてのモノがムナシク…どうでもよくなった―
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