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「なんで!?なんでですか!?」
「先生は忙しいんです!ノートの丸つけに勉強を教えて欲しいといっている生徒もいるんです!!」
「俺だって水飲みに行こうと!」
「30分も飲んでないでしょ!そういえばあの子図書室に入って行ったわよ!じゃ!」
先生は一目散に逃げて行った。
「見たんならその時渡せばよかったのに…」
俺は水を飲みトボトボと図書室に足を運んだ。
「エッエクスキューズミィ…ディスイズアプリント…プレゼントホーユー…エクス……」
と唱えながら。
そして図書室の前に着くと「本当にいるのかよ…」と呟きながらおそるおそる入って行く。
「つーか人すらいなくね…?」
無駄足だと思いながら教室から出ようとした時背後でガタッとイスを机の下にしまったような音が静かな教室に響いた。
振り向くとそこにはセーラ・エヴァスがいた。
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