第1章

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--------------- ----------- ------- 「……てっ」 「…起きてっ!」 ん……? 誰かの声で目を覚ますと目の前に男の人の顔があった。 男の人!!! さっきの…殺される!!! 「きゃあああ!!!」 私は横になっていた体を無理矢理起こし走り出そうとした瞬間、力が入らず足から崩れた。 「おっと…、大丈夫?」 「あ、えっと…、ドーピーさん…」 「大丈夫?マリア。」 「はい、なんとか…」 ふらついた体をドーピーさんが支えてくれた。 そうだ。 私この人たちに会って倒れたんだっけ。 ……起きて全て夢だったら良かったのに。  
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