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「あのっ!!!!」
少し大きな声で言った私の方を二人はじっと見た。
「私を…、」
「ん?」
「私をここでかくまってください!!!!!」
私は頭を下げた。
私の急な発言に少し沈黙があったあと、ドーピーさんが沈黙を破る。
「僕は全然いいけどっ。」
「まぁ、あのくそ王妃の思い通りにいくのも気にくわねぇしなぁ…。」
「え、それじゃあ…、」
「条件付きだ。」
黒髪の男の人が出した条件は、仕事などができない分家事全般する事。自分勝手な行動はつつしむ事。その二つ。
私の家は親が帰ってくるのが遅くて家事は全部私がしていたし、お世話になるからには自分勝手な行動はできないし、無理な条件じゃなくて良かった…。
「できるか?」
「はいっ、できます!!」
黒髪の男の人は、ふっと軽く笑う。
「しょうがねぇ、かくまってやるよ。」
この異世界で私と7人の男たちとの生活が始まった--…。
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