第2章

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「……いやいやいやいや、そんな事は信じないからな。」 「魔法を見たのに、別世界にいる事は信じないのですね。まあ、良いですけど。」 緑髪の女性は翼を軽く動かしながら、どうでも良いというかのように目をつぶった。 「それで、この世界の名前は?。そもそも、アンタの名前すら聞いていないぞ。」 「それは失礼しました。でも人の名前を聞くときは、自分から名乗るのが礼儀ですよ。」 緑髪の女性は、人差し指だけをあげながらウインクをした。
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