第3章

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「て、天使達の群れ!?」 名前からして、見目麗しいお方やとろけるように可愛らしいお方が……。 「なんでニヤニヤしているんですか?…。」 おっと、ヤバいヤバい。緩んだ表情じゃダメだよな。 「そりゃあ、天使って……。あれ!?。シッダって翼があるけどギルドと何か関係が?。」 「ギルドとは全く関係無いのですよ。」 ドアを開くとギギッと金属特有の音が部屋中に響き渡った。 中は天使達が住むようなイメージの場所ではなく、どこか中世ヨーロッパの造りを連想させて、床下にある毛足の長いレッドカーペットは、俺達の足音を吸い込んでくれる。
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