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だが、足元にこれといった変化は無いがその代わりシッダが俺の後ろで放心状態で壁に寄りかかっていた。
「いったいこんな所で何をしているんですか!?。」
シッダは顔を赤くして俺を怒鳴りつけてくる。
「あー、それはだな。その辺に生えてあったキノコがそれはそれは大変魅力的に見えてだな…。」
俺的には渾身の演技でキノコの所為にしてみる。
「まさか食べちゃったのですか!?。」
シッダは怒るというより心配してくれるのか、彼女のうっすらとした桜色の口元を手で覆った。
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