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「なのに父様ったらちょっと帰宅しては,直ぐに戻るもの!!
どうせ私がここに居ることなんて知らないわよ!」
だんだんヤケになってきたな……。
起きてから時間が結構経っているため腹が空いた。
……魔法で昼御飯を出すオレ。
昼は
ワッフルにチーズ・砂糖・チョコクリーム等をつけ 食べながら本を読むんだが,
-----あいにく今日は少女の愚痴を聞かなくては…。
「それに、魔物に近付くなって口煩いくせに!
父様は"無関心"という虐待を日々私にしてるのよ!!」
はむっ……んー。
ちょっと甘いな。も少し,砂糖少なくしとけば良かったな。
「家事、食事だって私が頑張ってるのに何にも言わないのよ!
ちゃんと二人分1日三回作ってるのに!!!
……………美味しそう」
「ん……食べるか?」
食べ掛けのワッフルをちょこっと少女に近付けてみるオレ。
ぱくり………
・・・オレの指ごと頬張りやがった!!
直ぐに赤く染まっていく顔とは反比例しゆっくり指を放してくれた。
…………うわぁ~唇すっげぇ柔らけぇ!!!
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