番外編(家族旅行編)

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麻琴「青い海、白い砂浜、広い空、あぁ」 当麻「不幸だ」ハァ 麻琴「(まだ言ってる)」 と言うのも 朝、定員オーバーで駅行きのバスに乗れず 駅では寸前で電車が発車して乗った電車が止まる 目的の駅に着いたのに降りれないし ママと麻美は先に着いてすでに宿にいる どうせ私達は不幸の申し子ですよ 駅から海までにどれだけ絡まれたか…ハァ すでに昼過ぎです 当麻「よし、行くぞ麻琴よ」 上条さんは不幸です 夕方 上条家予約部屋 麻琴「やっと着いたぁ」 当麻麻琴「不幸だ」ハァ 駅から宿までに 痴漢行為(私のみ)10回 駅までの案内6回 おとしものを探す14回 ラッキースケベ(パパのみ)19回 美琴「不幸の相乗効果かしらね」 麻美「パパ、お姉ちゃん、大丈夫?」 麻琴「双子でこうも違うとは恐るべし」 麻美「お姉ちゃん………ふこ」 麻琴「麻美」 麻美「何、お姉ちゃん?」ビクッ 麻琴「アンタは不幸(幸福)だ。 だって、こんな幸福(不幸)を知らないのだから」 麻美「……」 麻琴「アンタも私も不幸(幸福)よ」 麻美「うん、お姉ちゃん」 当麻「ああ、悲しくて嬉しいな」 美琴「ぞうね」グスッ 美琴「」チーン 当麻「(俺のYシャツが不幸だ)」 夜ホテル内の大食堂 当麻「バイキング形式か…」チラ 美琴「嫌いじゃないんだけど…」チラ 浜面「なんだかなぁ」チラ 滝壺「うん、優しい」 麻琴「いいなぁ」 麻美「まさに美女と野獣ですね」 麻琴「それ誉めてないし」 麻美「馬面さんが羨ましいですよ、こんな美女と一緒なんて」 麻琴「いや、浜面さんだけど。」 浜面「迷惑だよな」 美琴「いやいや、こっちが誘ったんだから」 当麻「それに父さん達は明日来る予定だしさ」
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