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話は少し前に遡る
当麻「すげぇよ」
麻琴「パパ、ここで食べなきゃ負けだよね」
当麻「嗚呼、もちろんさ」
美琴「食べ放題で、勝ち負けの話をする親子を初めて見たわ」
麻美「お姉ちゃん…パパ、止めてよ恥ずかしい」
？？「あれ？れーるがん？」
美琴「えっ？」
滝壺「やっぱり久しぶり」
浜面「あ」
当麻「お前は」
浜面「ヒーロー」
当麻「馬面」
浜面「…………浜面だよ」
滝壺「大丈夫、私は名前もしっかり覚えられてない、うまづらを応援できる……と思う、多分」
浜面「だんだん自信をなくさないで」
当麻「二人も泳ぎに来たのか？」
滝壺「違う、五人で泳ぎに来たの」
浜面「他の三人は昨日帰って俺達は明日帰る」
美琴「そうなんだ」
麻琴「滝壺さん、一緒に食事しませんか？」
麻美「今後の参考にしたいんです。特に胸を」
そして現在に至る
当麻「全くうちの娘達は」ﾊｱ
美琴「でも女の子なら気になって当然よね」ｼﾞｰ
滝壺「れーるがん、なんか用？」
美琴「あ、いやね、ははは」
羨ましいなどとは死んでも言わない
美琴は心にそう決めたのだった
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