神とお祭り

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なつめ 「せめて、舞台裏らしくここでやる?」 清音 「*☆□*%※%♯♀♂(;O;)!!!!」 美保 「そこまで困る事なの? 本編でカミングアウトばかりしているのに?」 清音 「だだ…だだ…ってだだ…。」 貴志 「言葉にもなってないのか。」 美保 「そういうあんたはどうなのよ…貴志?」 貴志 「…愛している。 …これで良いか?」 なつめ 「うわぁ、何の気持ちもこもってないね。 まるっきり無表情だし。」 美保 「ここまでスッキリしていると恋愛とは思えないね。 清音って貴志のどこに惹かれたんだろう?」 清音 「…頼りがいがあるし、自分の気持ちをはっきり言えるところかな? 私は自分の気持ちをはっきり口にするのが苦手だから、貴志くんやなつめちゃんみたいな人って素敵だと思う。」 美保 「清音って何で相手を褒める時はこんなにスラスラと言葉が出るのよ?」 なつめ 「恋愛だとうろたえるのにね。 基本的にはお人好しだからだと思うよ。 でも、お祭りなのでファンサービスしなさい。 今ここで貴志に愛の言葉を発するんだよ?」 貴志 「無理矢理やらせるなよ。」 清音 「なっ…?」 美保 「ファンサービスなら優しい清音は断れないからね。 なつめ、あんた結構怖いね。」 なつめ 「交渉上手を名乗るなら、これぐらい出来ないとね。」 清音 「なつめちゃん…あだ、あだだ…愛の言葉って…ちょっと私には難しい…。 縁結びの神力ちょうだい?」 なつめ 「それはダメ。」
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