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夢から覚めた。
まだ眠い頭で、ケータイを見る。
留守電が入ってた。
゙―――― ――゙
時間が、止まった。
思わずカレンダーを確認する。
嘘をついて良い日は4ヶ月前に終わっていた。
自分の部屋から出た。
リビングに行くと、両親が座ってた。
俺を見る。
瞬間、親の潤んだ目から涙がこぼれた。
アイツの友達から入ってた留守電と重なって、なんとなく、思い知った。
ああ、アイツ。
死んだのか―――。
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