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―聖クロニカ学園高等部・教室前―
―教室に入る前に俺の足は止まった。
小鷹『話し声?』
―確かに声がする。
扉を少し開け中を見てみることにした。
ガラッ
夜空「アハハッ、ホント面白いなぁトモちゃんは」
小鷹『あれは…同じクラスの三日月夜空…?』
―どう見ても三日月夜空だった。
でも、おかしな点が二つある。
まず一つ、普段の三日月はあんなに楽しそうに話さない。
二つ目、話し相手が…居ないのだ。
電話かと思ったけど、三日月は電話を手にしていない。
小鷹「ここで考えていても仕方がないか…」
―俺は教室に入ることにした。
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