友達作りその0

7/19
前へ
/154ページ
次へ
―聖クロニカ学園高等部・教室前― ―教室に入る前に俺の足は止まった。 小鷹『話し声?』 ―確かに声がする。 扉を少し開け中を見てみることにした。 ガラッ 夜空「アハハッ、ホント面白いなぁトモちゃんは」 小鷹『あれは…同じクラスの三日月夜空…?』 ―どう見ても三日月夜空だった。 でも、おかしな点が二つある。 まず一つ、普段の三日月はあんなに楽しそうに話さない。 二つ目、話し相手が…居ないのだ。 電話かと思ったけど、三日月は電話を手にしていない。 小鷹「ここで考えていても仕方がないか…」 ―俺は教室に入ることにした。
/154ページ

最初のコメントを投稿しよう!

61人が本棚に入れています
本棚に追加