記憶

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そこではなんと、両親が性行為をしていたのだ。 僕はセ○クスというものを知ってはいたが、いざ両親のその行為を目の当たりにすると何の言葉も出てこなかった。 というよりこれは夢ではないのかと疑った。 だけど夢であってほしかったそれは、紛れもない事実だった。 目を開けていることに気付いた母がハッとした顔で、父にその行為を止めさせ2人共布団に潜り込んだ。 僕も布団を頭から被り、なぜか泣き真似をしてしまった。いや、本当に泣きたかったのだが涙が出てこない。
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