《詩》春日和

2/2
前へ
/8ページ
次へ
ひらりひらりとふり続く 薄ピンク色の春の雪 さわやかな風に導かれ 大気という名のダンスホールで 思い思いに舞い踊り 私の頬をそっと撫で 高く高く上っていった そんな景色を眺めながら ほがらかな空気を 肺いっぱいに吸い込んで ふと心の中でつぶやいた ああ、春がやってきたんだって
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加