☆魔法少女ってかっこいいなぁって☆

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ピピッ、ピピッ、 目覚まし時計の音がなって目が覚める、…ってまさかの夢落ち!? なんだかヘンテコな夢をみちゃったなぁ、よくは覚えてないけど、まあ、でもそうだよね、魔法少女なんてありえないよね 私は自分の夢に苦笑いをしつつも、学校へ行く準備をした  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ママと一緒に支度を始める、ママは勿論学校ではなく仕事のだ、うちの家族ではお父さんが専業主夫で、ママがビジネスマンだ。ママはみんなからはカッコいい、クールだ、と言うが私にはよくわからない、頼りにはなるんだけど、きっとそういうのに鈍いのだと思う。 「で、どうなんだ、学校の調子は…」 「うーん…特に変わったことはないかな、そういえば、仁美ちゃんが今日で二通目のラブレターもらったんだって」 「直接言えないようなもやしっこじゃダメだね」 「ねぇ、どっちのリボンの方がいい?」、 私が二本のリボンで迷っていた、ピンクのリボンにするべきか、黄色のリボンにするべきか ピンクはずっと前から使っていたやつだ、でも少しはイメチェンをしようと黄色のリボンも買っておいたのだ 「黄色の方にしな」 「派手すぎない?」 自分で選ばないでなんだが、少し派手な気がする 「それぐらいがいいのさ、まどかの隠れファンも見つけやすくなるだろう」 「隠れファンなんていないよ…」 「いると思っとくんだよ、それがぁ…若さの秘訣さ」 それだけ言うと、ママは急いで化粧をすませていた 私の家族は、仲がいい。実際に仲が悪い家族っていうのが、どういうものかはわからないけど、それでも私は仲がいいと思う…だって凄く幸せだから  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 登校は友達とする、友達の名前はさやかちゃんと仁美ちゃん、二人ともとても優しくて信頼できる友達だ 「おはよー、さやかちゃんに、仁美ちゃん」 私が元気に駆け寄る、大体はいつも私がみんなを待たしている、私ってどんくさいから、支度に少し手間取るのだ、それでも待っていてくれる、二人の優しさは有り難く感じないといけないのだろう
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