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早乙女先生は自分の付き合っていた人と別れると、こうやって機嫌が悪くなるのだ、今回は3ヶ月もっていたので、新記録だったのだが、やっぱりダメだったようだ。
普段なら、それで終わるはずだった、だけど今回はまだ話があるようだって
「ゴホン、あと、それと、転校生を紹介します」
そっちが先だと思うんだけど…
「はい」
小さい声と同時に転校生が入ってくる…
「えっ」
私は思わず声をあげてしまう、なぜならその転校生は、あの夢で出会った子と同じなのだ、
転校生と少し目が合う、いや睨まれている!まさか私、夢の中で嫌がらせしてたのかな!?…そこまで想像して少し苦笑いする、そんなはずあるわけない…と思う
転校生はすらすらと自己紹介をする
名前は暁美ほむら、かっこいい名前だ、本当にかっこいいし、でも何か近寄りがたい雰囲気があるなぁ…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして休み時間になる。休み時間になると、みんなそれぞれのメンバーに固まっているのだが、今回は転校生がいるので、みんな転校生に夢中だ、私やさやかちゃんはそう言うのにはあまり興味がないので乗らないが。
「ねぇ、まどか、あの転校生、まどかにガン飛ばしてなかった?まどかってアイツと知り合いなわけ」
さやかちゃんに聞かれて困る、夢に現れるのだからもしかしたらあったことがあるのかもしれない、だから知り合いじゃないとはいいきれないのだ。
「あはは…よくわかんないんだよね…」
とりあえず笑って誤魔化す、いい加減な事をいえないし
「なんだなんだ?その態度は何か訳ありって感じだねぇ、まさか!?」
「な、なに、さやかちゃん」
「まさか!?まどか、私と言う夫がいながら浮気を!?許せん、実に許せん」
いやだから違うって。
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