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「辛いに…辛いに決まってるじゃんっ!!」
おねえちゃんの両肩を掴む。もう止められない、今まで頑張ってずっと閉じこめてたのに、おねえちゃんのせいですべてぱーだよ
そして私は本心をぶちまけた。どのぐらいたったのか、覚えてないけど、気が付くとおねえちゃんに泣き付いていた。おねえちゃんはそんな私を優しく抱き締めてくれていた
「理樹くん…、嫌だよ、離れたくないよ、理樹くん…、理樹くんっ!!」
その叫びは、誰にも届かないと思っていた。それでも私は叫び続けた。愛している、その人の名前を
「葉留佳さんっ」
けど、届かないと思っていたその叫びは、一番届けたかった人にしっかりと届けられていた
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