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君が立派な大木なら
僕は何処までも広がる
空になろう
枝が折れて
元気のない君に
僕から元気を与える雨と
暖かな太陽の光を
お裾分けするから
君が夜空の満月なら
僕は幾千も輝く星になろう
一人ぼっちで
寂しがっている君に
僕からたくさんの仲間達と
宝石のような輝きを
プレゼントするから
君が小さな捨て猫なら
僕はどんな雨も凌ぐ
箱になろう
雨が降って
小さく泣き続ける君に
僕が今だけの居場所と
地べたとは違う温かさを
つくってあげるから
君は一人じゃないよ??
いつだって僕が傍にいて
君を護るから
君が居場所を見付けるまで
僕がずっと護るから
ほら…笑って??
そぉ 君のその笑顔に
僕も
護られてるんだ
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