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授業終了のチャイムと同時に生徒たちは帰宅の準備をせっせとしている。
それを横目に本吉が口を開いた
「…なぁ…あいつ知ってる?」
今日は
俺らが2年になってから、初の登校…つまり新学期で早帰りなのだ。
だからみんな
友人と放課後遊びたい為か、教室には殆ど生徒は居なかった。
「…あいつ……?」
「そ、俺等んクラスに留年生居るらしい!」
「へぇ~」
「へぇ~って;」
「だって…別に、関係なくない?
関わりないだろうし。」
まぁーそうだけどもっ!
と俺の返答が不服なのかつまらなそうに、帰り支度を始めてしまった。
「まぁ…そんな怒るな、ふみ…飴玉一個やるからさ」
「はぁ?飴玉?」
さすがに飴玉じゃ機嫌なおんね「んもぅ~アキちゃん大好き!」
…軽。
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