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「大丈夫ですか?」
私の肩に手を添える青年。
彼の名前はラルド・J・サリエス。17歳、淡い茶色の髪を腰までのばしている。
・・・んー私のお目付け役みたいなものかな?
ラルドに手を差し伸べられ、それに支えられながら立ち上がる。
「次は?」
「しばらく休みましょう。立て続けに契約をしてるので力を使いすぎですし・・・。」
「そうね。」
『力強きもの。
自らの力におぼれることなかれ。
自らの力に捕らわれることなかれ。
自信を強く持ち生きろ。
何事にも惑わされるな。
さすれば新たな道が開かれるであろう。』
「セラ。一度帰りましょう。」
ラルドに言われ、私は出口へと向かった。
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