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紫の犯人は早苗だった。
「な、なんで早苗が・・・」
魔理沙が言おうとすると早苗が笑いながら語り始める。その雰囲気は、いつものはつらつとしている早苗とは違う狂った感じだった。
「だって[楽しい]ですから!皆が怖がり、泣く!!これこそ至福ですよぉ!!たまりません!!」
「っ・・・その服と・・・カツラもあらかじめ用意しておいたのね?」
言いながらゆっくりとパチュリーが起きる
「あらら?病弱と聞いてましたが・・・案外タフですねぇ?」
「まだ殴られた部位が痛いわ・・・」
「早苗・・・・・・お前は最悪だぜ!!」
魔理沙が怒鳴る。だが早苗は笑いを辞めない
「最悪ぅ?私に文句は言わせませんよぉ?デジカメの写真・・・学校中にバラまきますからねぇ?」
早苗が悪意に満ちた微笑みで言と
「早苗・・・後ろ・・・」
フランが早苗の後ろを指差した。その顔はさらに恐怖に怯えていた
「そんな古典的なのに騙され・・・」
「ユルサナイ・・・」
早苗の耳元で声がする。その声は恨みのこもった少女の声だった
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