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「いい?アル。この願いは一生のうちに3回よ。だからよく考えるのよ」
「分かってるよ。その物語みたいに簡単に願いごとはしないよ」
少年は少女の持つ本に目をやって言った
「むぅ、アル!この物語はねぇ」
「姫、もう分かってるから…それで?何か僕に願いごとでもあるの?」
「あぁ!それでね、私ね!アルに1つ願いごとを思いついたの!!」
少女は少し興奮して話す。
少年は少女を落ち着かせながらも期待しながら尋ねた
「どんな願いごと?」
「人とか動物とかを傷つけないこと!!」
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