いつものところ

5/10

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
キーンコーンカーンコーン。やっと給食。このときだけはクラスの男共が協力してすぐに給食のスタンバイに取りかかる。いつもいただきますの一歩手前くらいの最高のタイミングで登校してくる二人がいた、ナッパとズルだ!二人ともおれの友達だ。毎日こんなやりくちの二人にとうとうキレた一人の男、ズヤだ!まぁ怒るのも分かる、おれのクラスは学校こない奴も何人かいたのでいつもおれ達はその人達の分を 狙う獣だったのだ!それを途中参加のナッパとズルというハイエナに狩られてしまうからだ。ズヤに怒られた二人、ズルはへらへら笑ってる、ナッパは顔つきが変わった。みんなこの3人以外はむしゃむしゃと食べる。ところがナッパは下を向いて何も食べない!?ズヤのことで気を悪くしたのだろう、この状況に誰も声を掛けずごちそうさままで残り1分ナッパが動いた!なんと1分で全てたいらげ無言で帰ろうとした!さすがに女剣士先生ナッパのもとへ走る。話し合いの結果とりあえずおさまった。ナッパを誘い体育館裏で一服した。となりの高校生が「生意気」などと声をかけてくる。無視していたがしつこいため石をぶつけてやった。なんとこの高校生、仕返しをしないでうちの学校の先生にチクリに行きやがった!これを知ってガンダーラ先生とロジャー先生が血眼になっておれ達を探している。もちろんすぐに見つかった。チクられてるとは思ってなかったからだ。まず頭に「ゴン!」もひとつおまけに「ゴン!」先生二人分、さらに一言「お前達石までぶつけたんだってな?」それを聞いて思いっきり笑ってしまった(^○^)そこまでやられて年上の男が自らの仕返しではなくちくっていたからだ。先生はおれ達にあきれ果てなにも言わずに去っていった。校舎の窓からはおれ達を見て笑っている連中がいる。なかなかいい気分だった(^-^)/
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加