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お昼休みになって自動販売機でココアを買っていると亮兄がきた
あ、亮兄っていうのは課長のこと。
会社ではちゃんと課長って呼んでるから私たちが幼馴染みだなんて知っている人はある人物達を除いて、いない
「今日の晩飯なにか知ってる?」
小声で亮兄が尋ねてくる
「たしか…パスタだったはず」
「了解、たぶん今日は早く終わるから送ってくよ」
「いいの?ありがとう!」
亮兄はそれに頭を撫でて戻って行った
「もー、こども扱いしちゃって」
なんで晩ご飯の話をしているかと言うと私と亮兄は一緒の家に住んでる
亮兄の両親は亮兄が小さい時に事故で亡くなってしまった
そしてその親友であった私のお父さんが亮兄を引き取って一緒に育てていたのだ
私はひとりっ子だったから亮兄にべったりの甘えただった
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