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「うぅん!さてと…行こうかなあ…」
わたしは休憩を終え、ベンチから立ち上がった…なんかだんだん眠くなってきた(笑)
そんな事を思いながら…フードコートへトレーを返しに歩く…
彼に会いたい…
でも会えない…
切なさと寂しさが込み上げてくる…
こんな思い久しぶり…長いことなかった…
「あれっ…」
誰かが声をかけてきた…
「えっ…」
「花菜でしょ」
急に目の前に高校の友達…彩乃(あやの)が立っていた…彩乃とは高校の時に仲良しだったけど…今はまったく音信不通でかなり久しぶりだった…
「花菜どうしたの?ここで…」
「わたしここの地下のティアモで働いてるの…そういう彩乃は?」
「わたし?春の人事異動でここへ来たの。入れ替えあったでしょ。あれよ。それまでは違うとこに居たの。いわゆるスカウトよ」
「あっあの…一斉?すごいね。彩乃は…」
彩乃は昔から生徒会長も勤めるほど真面目でそして勉強もいつもトップだった。
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