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【side Rikkai】
「此処何処だー…」
ジリジリと太陽の日射しが、痛く食い込む様に照りつけてくる。
彼女の名前は、丸井レン。丸井ブン太の妹。そして、蓮とは名前が同じと言う事で仲良く(?)なった。今では蓮の妹的存在?
「あぢー…溶けるぅ…」
「に、にお、せんぱ…俺もうダメ…す…」
「俺に、言うんじゃなか…」
この三人は、上から、丸井ブン太、切原赤也、仁王雅治。通称「プリガムレッド」。
「しかし…此処は何処なんでしょうね…」
「何か此処の事が書いてある物があれば良いのだが…」
「何もねぇな…」
先程の会話は、上から、柳生比呂士、柳蓮二、ジャッカル桑原。
ぱきっ
「俺をこんな所に閉じ込めるなんて…いい度胸してるね…」
「落ち着け幸村…」
またも上から、幸村精市、真田弦一郎である。
「てかさー、なんかダルい。」
レンが言う。
「あー…分かる。アイス食いてー。」
意味不明と言うか、文脈が全く繋がってない兄、ブン太が言う。
「あったら苦労しないよ…ん?」
「どうした?」
「あの人…蓮先輩の…」
何だ何だ、と言う風に、レンが指差す方を見てみる。すると…
確かに人影が1つ、レン達に向かって来る。
そしてその影は大きくなり…
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