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侑「目に見える
何かじゃないから。」
雄「……………？」
侑「僕は何を抱えているの」
きっと今僕は
涙ぐましい目で雄也を
見ていると思う。
涙が出そうなほど、
心に強く訴えるものが
溢れていそう。
雄也に目線を送っても
他でもない雄也を、
僕でも自分自身でも
どうして貰いたいのか
分かってないのに
どうしていいか
分からなくて困らせるだけ。
雄也は僕に
何も言わないでいる。
しばしの沈黙...。
この沈黙に耐えらるず、
言葉を発したのは僕。
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