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侑「僕は強くないから、」
雄「うん。」
強張った顔とは違い、
優しい顔になった。
侑「僕の中で気持ちが
交互に闘って闘って。」
背中をさすってくれる
とてもリズムが心地好い。
侑「強がっても嘘ついても
結局はいつも
悲しみが勝つの。」
雄「うん。」
侑「だからこの弱い僕が
強くいなくちゃいけない
自分の姿に耐えるにはね?」
雄「うん。」
侑「1番は、
強がって平気なふり」
雄也が"だからか"と
言ったのを聞き逃さなかった
けど気にしないふり
をして話を続けた。
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