149人が本棚に入れています
本棚に追加
そして口から出てきた言葉が
"ゴメンね。"なんて...
こんな事しか言えないのか。
って自分でも呆れる。
そしてまた雄也が
心配した顔を僕に向ける。
その涙の理由は、
自分のしている行動で
雄也に対して
冷たく言ってる事。
自分自身で涙へと変えている
そうだと分かってしまった時
止まりかけていた僕の涙は
枯れる事を知らないのか
またとめどなく溢れる。
涙の理由を隠すように
涙を知られたくなくて
服の袖で涙を拭った。
雄也が涙を拭う仕草を
見落とす訳がない。
雄「知念。」
侑「拭っても拭っても
涙が止まらないよ。」
最初のコメントを投稿しよう!