パニック

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『此処に居て、いい子だから』 そう言って僕を撫でる。 『やだよ…1人にしないでよっ…』 行こうとするにぃを必死に止めた。 『一緒に居てよ…にぃとなら捕まってもいい…1人は嫌…』 困った顔をして、少し考えてから。 『わかった…一緒にいる、けど危なくなったら逃げるんだよ?』 『一緒に…だよ』 『うん、わかった』 時刻は11時16分
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