空腹
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あれから20分が経った。 悲鳴や叫び声が減って、探し回って歩く運営と思われる人の足音だけが、路地に響く。 『お腹空いた…』 朝食べずに来たため、空腹でお腹が鳴る。 そのたびにバレてないかと身を震わせる。 『お腹空いたね…』 にぃのカフェオレをちびちび飲む。 『僕達を探してるのかな…』 しばらくの沈黙が続いた。 『そうかも知れない…』 小さく呟くにぃ。 お家に帰りたい、始めてそう思った。
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