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ジャリ...ジャリ... 足音が近づいてくる。 ねこが僕を守るように前に立つ。 『やっと見つけましたよ』 後ろからも黒服の男がゆっくり此方に歩いてくる。 此処は路地裏、袋の鼠だ。 『ごめんな、沢山辛い思いさせて』 ねこが小さく呟く。 『突然なに…?』
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