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『おいひぃ~~』 ここのヤキソバ、めちゃくちゃ美味しいって噂本当だわ~ 幸せ~~ 『雫、口についてる』 スッと人差し指で拭ってくれる。 『ありがと///』 本当、こういうお兄ちゃんみたいなトコも好きだなぁ~ 『うふふっ』 美和が突然笑い出した。 ?? 何かついてる? それは無いか。さっき直人がとってくれたし。 『何?美和』 『ん?あぁ。笑った理由?』 『うん。なんかついてる?』 『ううん、何も。 ただね、いつもクールでお姉ちゃんみたいな雫が水野くんの前で妹みたいって言うか、デレデレで、恋人同士だなぁ~って』 私、デレデレしてた!? 私、気づかないうちに直人の前でだけ妹キャラなの!!? こ、これは恥ずかしい……!!! カァーっと顔の温度が上がるのが自分でもわかる。 『おいおい美和、あんまり長野をいじめんなよ。顔、真っ赤になったじゃん』 坂井くん、フォローになってないよ…… 『うわっ!!本当だ♪珍しー』 美和まで……うぅ…… 『はいはい2人とも、そこまで。』 直人が割ってはいる。 『雫をイジメていいのは、俺だけだから』 キャーッ/// ヤバい、今日は格別直人がカッコいい// はっ…!! まさに今私、デレデレだったかも!! カァーっとさらに顔が熱くなる。 『あ!!またまた雫、顔真っ赤だよ♪』 『ほらほら真田ちゃんも』 『はーい、もうからかいません(笑)』 直人、何でこんなにカッコいいんだろう……… 『直人、好きっ///』 『…!!!?』 後ろで美和達がヒューヒュー言ってるけど、気にしない。 今は、自分ね気持ちに正直に。 なんちゃってね(笑) 『ふっ。俺もだよ、雫。』 チュッ 『…んっ……ふ…直ちゃ……』 は、恥ずかしーーー!!! 直人が大胆だよーーーー!!! 『“直ちゃん”は、2人の時だけだろ?』 『はぁ、はぁ。う、うん///』 、
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