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「おい、神島も寝ぼけてないでさっさと席につけ」
「いや、でも今確かに」
「いいから座りなさい、後で事務員にでも言っておくから」
「いや、でも本当に」
その時であった。
ドカドカドカドカ・・・
廊下から凄まじい音と共にドアが引き開けられた。
「すいませんっ!すいません!遅刻しました!」
現れたのは、黒のボサボサの髪にだらしなく開いたワイシャツに黒のスラックス。
首にはキリストのペンダント
手足は長く、細い。
目はキリリと尖っている。
そして、いきなり現れた男に生徒含め教師の反応は・・・・・
「「誰?」」
もっともな反応だった。
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