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「どうやら、あなたとお話ししたところ、特に問題はないようです。ちなみに、今回の夢は現実世界とのつながりはありません」
「そうですか」
「申し訳ございませんが、次の仕事がございますので、私はこの辺で失礼させていただきます」
マリアは立ち上がり、昴に軽く頭を下げ、奥の扉から出ていった。
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これだけでマリアは何がわかったというのだろうか?
マリアの目的は何だったのか?
彼女は敵か味方か?
昴には何一つわからなかった。
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