†1 夢捜査官マリア

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「どうやら、あなたとお話ししたところ、特に問題はないようです。ちなみに、今回の夢は現実世界とのつながりはありません」 「そうですか」 「申し訳ございませんが、次の仕事がございますので、私はこの辺で失礼させていただきます」  マリアは立ち上がり、昴に軽く頭を下げ、奥の扉から出ていった。 ――――――――――――  これだけでマリアは何がわかったというのだろうか?  マリアの目的は何だったのか?  彼女は敵か味方か?  昴には何一つわからなかった。
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