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『大丈夫ですか!?息子は助かりますか⁉』
『お母さん落ち着いてください‼大丈夫です。…ですが、頭をかなり強くうってるみたいなのでもしかしたら…』
『もしかしたらなんなんですか‼』
『…はい、大変もうあげにくいのですが…記憶が消えてるかもしれません…つまり記憶喪失になっている確率があります…』
『え…嘘…嘘ですよね!!治せるんですよね!!』
『治せるかは、本人次第です』
…(ここはどこだ…?暗い、あれ僕誰だっけ…)
『…ヴ、頭痛い‼ここはどこ?』
『目を覚ましましたか?ここは病院です。早速だけど質問してもいいかい?』
(誰…このかっこいい先生…)
『いいですよ』
『最初に、君の名前を教えてくれるかな?』
『僕の名前は…(あれ?なんで!なんでわかんないの!?)僕の名前は…』
『無理に思い出そうとしないでいいよ。君にすべてを話すよ…』
(すべて…本当に僕誰かわかんなぃよ…。怖いすべて知るのが怖い…)
ポロポロ💧
『え!涙が…なんで…』
ギュ
(この先生に抱きしめられると、なんか安心する)
僕ははじめてね温もりに安心していた。
その後、僕が交通事故にあって記憶が消えたことを知った。
そして、僕が入院してから3日目。
『先生~‼』ギュ
『おー、斗貴くん。もぅ大丈夫なのかね?』
『先生のおかげでね♪』
『それは良かった!』
…そして退院する日…
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