Season01

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 時々、紙が擦れ合う音の間に金属音が教室に響き渡る。時刻は6:30頃。空達が教室を出てからおよそ30分が経過した。相変わらず永山先生は腕をくんで座っている。俺の事をそこまで観察しなくてもいいじゃないか。視線を手元に戻す。  正直言ってだるい。ただ、こんな事先生の前で口に出したらどうなるのか分かったもんじゃない。しかし皆がいたときよりは作業のスピードが上がったとは思う。だがテンションは先程から下がっているが。  この先生も先生だよな。一番最初の教室での自己紹介ではびっくりさせられた。なんか、もう先生じゃないだろ!!って。趣味が今時の中学生と一緒だし、言動もなんか他の先生と違う。てか先生から変なオーr((
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