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漓「よぅ、幸村達。
李花がいつも世話になってるな。」
幸「もしかして……
園原漓樹!?」
柳「園原漓樹、誕生日は8月29日で血液型はO型だな。」
漓「正解!」
私はウインクしながらグッジョブしようとしている漓樹お兄ちゃんに回し蹴りをお見舞いしてやった。
漓「いってぇ!」
貴「少し黙っててくれない?
五月蝿いから。」
私は涙目の漓樹お兄ちゃんを放っておいて、皆に見取り図を見せた。
仁「これはなんじゃ?」
貴「我が家の見取り図です。
泊まるなら一応見せた方がいいと思ったので。」
ジャ「あぁ…そうだな……ありがとう。」
貴「空き部屋がいくつかあるのでそこに皆さん寝泊まりしてください。」
丸「晩御飯は誰が作るんだよぃ?」
貴「私が作りますよ。
漓樹お兄ちゃんには任せられないので。」
柳「俺も手伝おう。
泊まらせてもらうんだからな。」
真「俺も「真田は漓樹と話そうか。」……あぁ…」
真田君は漓樹お兄ちゃんと話しに2階に行った。
貴「皆さんも漓樹お兄ちゃんと話していて下さい。
ご飯が出来たら呼びますんで。」
幸「わかったよ。」
仁「すまんのぅ。」
ジャ「あぁ。」
柳生「わかりました。」
丸「了解だぜぃ!」
切「了解。」
皆は2階に行った。
柳君以外だけど。
貴「さて、じゃあ私達はご飯を作りましょうか。」
柳「そうだな。」
私達はご飯を作り始めた。
――幸村視点――
俺達は今、漓樹の部屋で話している。
柳以外だけどね。
漓「李花は元気でやってるか?」
漓樹が少し心配そうに尋ねてきた。
幸「やってるよ。」
漓「そうか。ならよかったぜ。」
ジャ「まさか漓樹が李花の親戚の兄だったなんてな。
びっくりだぜ。」
仁「そうじゃのぅ。
李花は知っちょるんか?」
漓「一応な。
会ったことはねぇけどな。」
会ったことが無い…?
柳生「お二人がですか?」
漓「いや、俺はあるんだけどよ
李花はねぇんだ。」
幸「ちょっと意味が分からないよ。」
切「分かんねぇっス!」
俺は意味が分からないから漓樹に聞いた。
赤也も分からないらしい。
漓「そうだな……。
俺と李花はちっさい時に遊んだんだ。
けど李花はそん時の記憶がねぇみてぇで、記憶上李花は俺を知らねぇんだ。」
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