第三次世界大戦

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そもそもの発端は、立場の違いだった。 民主主義への革命が次々に起こった2011年。 様々な思惑から世界の主だった国は独裁後の混沌とした、民主主義の確立されきれていない情勢に手を出した。 しかしそれをよく思わない者たちが、国境を越えて手を繋いだ。 そして第三次世界大戦。 結論から言えば欧米諸国や日本等の勝利に終わり、世界には「富めるものが勝つ」というムードが漂った。 世界を裏で操る富豪たちは、軍事力と経済力、国家のブランドに目をつけ、戦争を経済力で終わらせた。 そのムードを打破するため、勝利国は「新秩序機構」を立ち上げた。 新しい時代の始まりであった。
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