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だが大和も冬弥も並んだまま動かない。どっちも同じような速さで走っているため…競り合いになっている
「ったく、なんでこうも接戦なんだよ。俺は絶対お前より一輝のことを好きだって自覚あるのによ!」
「いやいや、俺だって一輝のこと、友達としてすっげー大事にしてるんだぜ!それはお前よりも遥か上をいってるはずだと自負する!」
「…お前、ほんとにそう思ってるのかよ。」
残り少し、というところで冬弥がつぶやく。
「俺が見てる限りじゃ、お前の気持ちは友達として…だけじゃなく、もう一つ別の感情が混ざってるようにしか見えないんだが?」
「…は?」
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