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身を捩った彼女のお尻を別の男が押さえる。
また別の男がスカートを捲り上げ太ももを撫でる。
また違う男がセーラーの下から胸に手を入れる。
「!」
俺からこんなにはっきり見えてるのだから、周りの連中にだって見えてるに違いない。
5、6人の男にいいように弄ばれる彼女を誰も助けようとしない。
見て見ぬ振りをしてる。
まるで、「やれ、もっとやれ」と視線まであった。
「あの娘、可哀想じゃんか、助けてやれよ」
「たぶん頼みたいことってこのことだろ?」
玉木と鍵谷がひそひそと俺に言う。
「やめてくださいっ!」
顔を真っ赤にした彼女は悲鳴のような声を上げて拒絶したが彼らの悪戯はエスカレートしていく。
完全にターゲットだ。
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