プロローグ

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今は朝なのか、それとも夜なのか。 見やすい時計がないため正確に1日を判断しづらい。 朝、夜の感覚が少しずつなくなっていく気がした。 何故なら今俺のいる場所が朝も夜も判断がつかない、暗闇だからだった。 正確に言えば俺がいるこの空間は暗くはない。 自分の手は見えるし足も見える。 要は外の景色が暗闇なのである。 しかしこの表現も的確ではない気がする。 簡単に言えばそう、俺は今宇宙空間を漂っているのだ。
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