3人が本棚に入れています
本棚に追加
「おはよう拓眞。」
俺が1階に降りてきてリビングに入ったと同時に、朝食を作っている母さん『仲河 泉』(なかがわ いずみ)が挨拶をしてきた。
『仲河 拓眞』(なかがわ たくま)。
それが俺の名前だ。
「おはよ。」
「早速なんだけど……」
「はいはい、七海を起こしに行ってくれ、だろ?」
七海とは、俺の1つ下の妹『仲河 七海』(なかがわ なつみ)のことだ。
ちなみに今のところ、初見で『なつみ』とちゃんと呼んだ人は0である。
それが普通だ。俺だって初見なら確実に間違えてる。
「そーそー。お願いねー。」
そして俺は七海を起こしに、また2階へと上がっていった。
最初のコメントを投稿しよう!