日常終了

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「おはよう拓眞。」 俺が1階に降りてきてリビングに入ったと同時に、朝食を作っている母さん『仲河 泉』(なかがわ いずみ)が挨拶をしてきた。 『仲河 拓眞』(なかがわ たくま)。 それが俺の名前だ。 「おはよ。」 「早速なんだけど……」 「はいはい、七海を起こしに行ってくれ、だろ?」 七海とは、俺の1つ下の妹『仲河 七海』(なかがわ なつみ)のことだ。 ちなみに今のところ、初見で『なつみ』とちゃんと呼んだ人は0である。 それが普通だ。俺だって初見なら確実に間違えてる。 「そーそー。お願いねー。」 そして俺は七海を起こしに、また2階へと上がっていった。
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