神様の抜け道

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モヤのかかった世界… その中心には女神がいた いや、女神かどうかはわからないが… 青く暗い闇の中 その女性は光に包まれていたのだ 『あなたは… 自分の信じるべき道を進んでいるのですね… 』 そう言いながら女神が微笑む 俺は言った 「当然だ!その企画は亡くなった親友との夢なんだ! 諦めてたまるか!!」 『ですが…あなたは相当無理をしているようです… 辛くないですか?』 「ぐっ…」 『そうですか… それなら私が抜け道を用意しましょう』 女神は、そう言うと右手を俺の後ろを指した コツコツ… 女神の指した方向から 俺の後ろから 足音が聞こえる… コツコツ…コツコツ… 聞きなれた足音… 俺がビックリして後ろを振り向くと 友人がこちらに向かって歩いていた 俺は久しぶりに友人と対面する… 俺が驚いたように呆気にとられていると 友人は口を開いた
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